便利ツール・実験的プロジェクト

Local Transcriber

Local Transcriber は、会議のその場録音と、音声・動画ファイルの文字起こしをPCの中だけで行える無料のデスクトップアプリです(Windows・macOS対応)。文字起こしAI(Whisper)が端末内で動作するため、音声データを外部のサーバーやクラウドサービスに送信することは一切ありません。

会議の録音、インタビュー、講義など、外部にアップロードしにくい機密性の高い音声も安心して文字起こしできます。APIキーの取得や会員登録は不要で、初回セットアップ後はオフライン環境でも利用できます。

本アプリはオープンソースソフトウェアです(AGPL-3.0ライセンス)。ソースコードはGitHubで公開しており、どのようにデータを処理しているかを誰でも確認できます。

画面イメージ

Local Transcriberの起動画面。「音声と動画を、手元で文字に。」の見出しと、ファイルのドロップ領域
起動したらファイルをドロップするだけ。難しい設定もAPIキーも不要です。
文字起こし結果の画面。タイムスタンプ付きの本文と、TXT・SRT・VTT・JSONの保存ボタン
結果はタイムスタンプ付きで表示。TXT / SRT / VTT / JSON で保存できます。
AI要約の画面。文字起こし結果の上に、要点をまとめた要約とSUMMARY.TXTの保存ボタン
要点をまとめたAI要約も生成できます(要約もPC内で完結)。
録音セクションの画面。マイクを選んで「録音を開始」を押すだけ。設定には「より良いモデルを確認」ボタンも見える
会議のその場録音(0.6.0の新機能)。停止すると同時に文字起こしが始まります。

主な機能

完全ローカル処理

文字起こしはすべてPC内で実行。音声データが外部に送信されないため、機密情報を含む音声も安心です。

アプリ内マイク録音

ワンボタンで会議を録音し、停止と同時に文字起こしが始まります。録音中は数秒ごとに音声を端末内へ保存するため、途中でアプリが落ちても直前までの音声が残ります。無音が30秒続くと警告する「録れていなかった」事故の検知機能つきです。

タスクバー常駐

時計の横(Windows)・メニューバー(macOS)に常駐し、待機・録音中・一時停止・文字起こし中をアイコンの形で表示。録音の開始・停止・一時停止はアイコンから操作でき、ウィンドウを閉じても録音は続きます。

マイク選択と書き出し先フォルダの指定

録音に使うマイクはドロップダウンで選択でき、選択は次回起動時も記憶されます。書き出し先フォルダを一度指定すれば、TXT・SRT・VTT・JSON・要約のすべてが毎回のダイアログなしで自動保存されます(同名ファイルは連番で回避)。

ドラッグ&ドロップで簡単操作

音声・動画ファイルをドロップして「文字起こしを開始」を押すだけ。言語の自動検出や無音区間の自動除外にも対応しています。

4形式で保存

テキスト(TXT)のほか、字幕ファイル(SRT / VTT)、タイムスタンプ付きデータ(JSON)でダウンロードできます。

PCに合わせたモデル自動選択と手動アップグレード

PCのメモリ容量に応じて最適なWhisperモデルを自動選択。初回起動時に一度ダウンロードすれば、以降はオフラインで動作します。設定の「より良いモデルを確認」から、PC性能に合う上位モデルへ確認つきで切り替えることもできます(勝手な自動更新はしません)。

日本語 / 英語表示

OSの言語設定に応じて日本語・英語を自動で切り替え。画面右上から手動で切り替えることもできます。

インストール不要

ZIPを展開して実行ファイルをダブルクリックするだけ。Python・Node.js・ffmpegなどの事前インストールは不要です。

文字起こし結果のAI要約

文字起こし結果をワンクリックでAI要約し、テキストで保存できます。要約に使うローカルLLMもPC内で動作するため、内容が外部に送信されることはありません(初回のみ要約用モデルを自動ダウンロードします)。

オープンソース(AGPL-3.0)

ソースコードはGitHubですべて公開。どのようにデータを処理しているかを誰でも検証できます。不具合報告や改善のご提案も歓迎です。

ダウンロード

最新版のダウンロード

ダウンロード

バージョン 0.6.0 / Windows版 ZIP・約266MB / macOS版 DMG・約207MB / Windows 10 / 11(64bit)・macOS(Apple Silicon)

ボタンを押すとGitHubのリリースページへ移動します。Windows版のZIPと、macOS版(Apple Silicon)のDMGをダウンロードできます。

Local Transcriber はオープンソースソフトウェアとして開発しています(AGPL-3.0ライセンス)。ソースコードの閲覧、ご自身でのビルド、不具合報告(Issue)や改善の提案(Pull Request)はGitHubからどうぞ。

ソースコードを見る

使い方

  1. 1

    Windowsは、ダウンロードしたZIPファイルをすべて展開(解凍)し、フォルダー内の LocalTranscriber.exe をダブルクリックして起動します。

  2. 2

    macOSは、ダウンロードしたDMGを開き、アプリをApplicationsフォルダへドラッグして起動します。

  3. 3

    初回起動時のみ、PCに合わせたAIモデルを自動でダウンロードします(しばらくお待ちください)。

  4. 4

    ファイルの文字起こしは、音声・動画ファイルをドラッグ&ドロップして「文字起こしを開始」。会議のその場録音は、マイクを選んで「録音を開始」を押します。

ご利用にあたって

  • 起動時に「WindowsによってPCが保護されました」と表示された場合は、「詳細情報」→「実行」の順にクリックしてください。
  • macOSでは初回録音時に、OSのマイク許可ダイアログが表示されます。macOS版はApple Silicon搭載Macのみ対応です(IntelチップのMacは非対応)。
  • AIモデルはPCのメモリ容量に応じて自動選択されます(8GB未満: Tiny / 8GB以上: Base / 16GB以上: Small / 32GB以上: Medium)。メモリが多いPCほど高精度なモデルが使われます。
  • 初回のモデルダウンロード後は、インターネット接続がない環境でも文字起こしできます。
  • 本アプリは無料・無保証で提供しています。ご意見・不具合報告はGitHubのIssue、またはお問い合わせフォームよりお寄せください。

ツールへのご意見・ご要望

「こんなツールが欲しい」「ここが使いにくい」などのご意見・ご要望がありましたら、お気軽にお寄せください。今後の開発の参考にさせていただきます。