令和8年度 みちびきハッカソン
みちびき × 地元
準天頂衛星「みちびき」に対応した QZ1 受信機で取得した“実測の位置情報”を使って、自分のまちの困りごとを発見・記録・可視化・共有する Web アプリを、チームで企画・開発・発表するハッカソンです。テーマは防災・通学・交通・観光・空き家・獣害・バリアフリーなど自由。分からないことがあっても現役エンジニアがメンターとなって0からアプリ開発までを教えます。最終発表は長岡高専に集まって行います(旅費交通費無料)。

コンセプト
各チームが「地域の課題」をテーマに、QZ1 受信機から取得できる NMEA 形式の測位データを活用し、地域課題の発見・記録・可視化・共有を行います。
前回からの変更点
前回は災害・危機管理通報サービスに特化していました。今回はそこから一歩進め、QZ1 から得られる“実測位置情報”を地域課題に活用することを標準ルートとしています。リアルタイム連携・QZQSM 解析・Deck.gl による高度な可視化は、挑戦したいチーム向けの「発展課題」として扱います。
こんなことが体験できます

対象・参加条件

高専 本科1〜5年生・専攻科1〜2年生
6グループ程度。1チーム最大3名
参加者1名につき QZ1 受信機を1台貸与。PC と MicroB ケーブルで有線接続して利用
Windows / macOS の両方に対応。VS Code が利用できる環境を推奨
スケジュール

オンライン講義(全6回)
各回90分。技術講義とハンズオンで、チームの企画を少しずつ具体化していきます。参加できない日があってもOK。講義動画を送付するので安心してください。
第1回6/23
全体像の理解。QZSS とは何か、GPS との関係、QZ1 で何が取れるのか。
第2回6/24
QZ1 を PC に有線接続し、NMEA-0183 を確認。緯度経度・時刻・衛星数・HDOP を読み取る。
第3回6/25
Leaflet.js 入門。CSV を読み込み地図上にプロット。GeoJSON の基本。
第4回6/30
実測位置情報を地域課題の発見・記録・可視化にどう活かすかを議論・ブレスト。
第5回7/1
データ永続化の選択肢、みんなで作る地域マップの考え方、MVP の定義。
第6回7/2
全チーム企画発表。メンター・参加者からのフィードバックを受け、開発計画を固める。
作れるもの(プロダクト例)
以下はあくまで例です。防災・通学・交通・観光・空き家・獣害・バリアフリー・地域資源の可視化など、あなたのまちの困りごとからテーマを選べます。
危険な交差点・見通しの悪い場所・夜間に暗い場所などを調査し、地図上に可視化する。
地元民おすすめスポットを QZ1 で精密に位置登録し、徒歩ルートを生成する。
空き家や未利用地を位置記録し、地域資源の活用やまちづくり議論のベースにする。
地図に掲載されたバス停位置と実際の位置を QZ1 で計測・比較し、ズレを可視化する。
クマ・シカ・イノシシなどの目撃情報を高精度位置とともに記録・共有する(公開範囲に配慮)。
段差・坂道・狭い歩道・危険な横断箇所を記録。位置が少しズレると意味が変わるため高精度と相性がよい。
雪国向け。除雪されにくい道、滑りやすい交差点、雪で見えにくい側溝などを記録する。
AED・消火器・外灯・駐輪場・バリアフリールートなどを記録。学校改善に直結し実証もしやすい。
審査基準・表彰
地域課題の捉え方・QZ1 活用・完成度・発表・発展可能性を総合的に評価。
防災、通学路の安全、災害リスク、獣害、危険箇所の可視化など安全に関わるテーマで優れたチーム。
リアルタイム連携・WebSocket・QZQSM 解析・Deck.gl など、技術的に挑戦したチーム。
現地での測位・実地調査・地域の人へのヒアリングなど、フィールドワークを特に重視したチーム。
よくあるご質問